5月11日に宗道臣デー(公園のごみ拾い)と開祖忌法要を執り行いました。
宗道臣デーは、開祖宗道臣先生の命日がある5月に全国の道院や支部で社会貢献を実践するもので、当道院では清掃奉仕を行いました。昨年同様、専有道場の最寄の公園で活動させていただきました。
バタバタしており、区長さんへの事前挨拶が前の週になってしまったので、「昨年ジュースを頂いてしまったが、今年はお気遣いなく・・・。」とお伝えしました。・・・が副区長さんがジュースを持ってきてくださいました-_-;挨拶がギリギリになってしまった分、ご迷惑をお掛けしてしまいました。
天気予報はあまりよくありませんでしたが、清々しい晴天となりました^_^五月晴れというやつです!一応、雨具も準備していましたが、ありがたいことに次回に持ち越しです。
道院に集合して、整列して公園に向かいました。町内の方にお会いしたとき、大きい声で挨拶できていてうれしかったです。出発前に「挨拶しましょう」と言わないで様子をうかがってたのですが、一安心です d^^b
今年の参加者は門信徒が6名と法縁者12名で20名弱でした。法縁者の中には未就学児も含まれるので、人数イコールではありませんが。昨年よりも人数が増えたので、わいわい楽しく活動ができました。人数が増えたからか、作業も進むのが早かった気がしました。なにより、グラウンドでローラー作戦を展開しましたが、一往復で終わってしまいました。
一人10個のごみを拾うと仮定して、二人なら20個・10人なら100個拾えます。これは逆も然りで、ごみを捨てることについても同じことが言えます。ごみを”捨てる人”が”拾う人”に変わると倍の速度でごみが減る計算になりますv^^v
人はなかなか変われないと思います。しかしながら、変わろうと真摯に願い修行すれば必ず変わることはできる。そう信じながら修行していきたいと、改めて感じました。
ゴミ拾いの作業前に、社会奉仕について門信徒に、「自分がいいことをしている」ということに陶酔すると、それは自信の欲求を満たすだけの行為になりがちで、目的が変ってくる。あくまで、自然と体が動いて社会のために貢献できる、困っている人を見かけたら声を掛けてあげられる、その先に自他共楽がみえてくるではないか。という話をしました。
小学生で理解が出来るかはさておき、大人になった時に、ふとした瞬間に思い返してもらえたらいいなと思います。
ぱっと見ではあまりゴミは目立ちませんでしたが、探せば結構あるもので、門信徒の保護者からも「思ったよりもありますね~」との声が聞かれました。天気が良かった分、暑かったので、案内に水筒持参をお願いしておいてよかったな。と思った瞬間、自分の水分が無いのに気付きました。相変わらずの脇の甘さです。
子どもたちも一心不乱にごみを拾い、頂いたジュースをおいしく頂戴しました。頑張っていたので、予定していなかった自由時間をとってみんなで遊びました!!
専有道場に戻り開祖忌法要を執り行いました。
開祖宗道臣先生が金剛禅総本山少林寺を開山された想いを、微力ながら後世に伝えられるようにと胸に抱きながら、法要に臨みました。
周りの人や動植物に対する感謝の気持ちを大切にして、自己満足でない自信を身につけて、自分と周りの他人を幸せにできるよう。日々の生活を送ってくださいという内容の法話をしました。自己確立と調和の思想の実現をみんなで目指して、修行していけたらしあわせだなと思いました。あまり長く話さないつもりでしたが、みんなちゃんと聞いてくれていたので、つい長くなってしまいました=.=;
事情により参加できない拳士もいましたが、次の機会にはぜひ参加してもらえたらと思います。
来年こそは、もう少し時間にゆとりをもって計画して、お昼にバーベキューしたいです。
来年も同じことを書かないよう、気を付けないと。
これからますます暑くなりますが、熱中症には十分お気をつけ頂き、ご自愛くださいm_ _m
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